ゴルフの裏ワザ

ゴルフの達人たちの技

【ゴルフの裏ワザ】ウエッジのうまい人は、バウンスを上手に使えます


【ゴルフの裏ワザ】ウエッジのうまい人は、バウンスを上手に使えます

 


バウンス角はやさしい、難しいではなく打ち方に対して合うか合わないかというものです

しかし、たった2度違うだけでも使いやすさに差があります


SW 一般的に56~58度でバウンス角が小さい06~08度ぐらいをローバウンス、バウンス角が大きい12度~14度ぐらいをハイバウンスといっています

ではバウンス角が大きいとどうなるのか。
それはヘッドが刺さりにくくなり、滑りやすくなります。

分厚い金属と薄い金属をボールの手前から、滑らせたら分厚いほうが滑りやすいですよね
 
それと同じで、バウンス角が大きいとヘッドが接地した時に抵抗が大きくなるので、ヘッドが地面に刺さりにくくなってそのぶんだけ滑ってくれます。
 
ハイバウンスが合う方は、ウェッジをハンドファーストで構える方や、ボールを右足寄りに置きたい方です。
またダフリが多く、バンカーで出ないことがある場合です

そういった方はダウンブローの度合いが強いので、バウンス角が大きいと刺さりづらくなります。

またダフりのミスが多い方は、ソールが滑りやすくなるのでハイバウンスがおすすめです。


ローバウンスでは、ソールの滑ってくれる度合いが減りますが、そのぶん接地タイミングがギリギリまで遅くなるので、ボールを直接打つといったテクニックが使いやすくなります。
 
こういうと難しくて色々なテクニックを操れる上級者向けの仕様と捉えられがちですが、決してそうではありません。
 
技術の有無よりもハンドファーストの弱い方にオススメです。

クラブとしてのお助け度は多少減ってしまいますが、シャフトを垂直に構え、ボールを左足寄りに置くような方は、ローバウンスを好みます。

レベルブローに近いスイングをしたいなら、ローバンスということになります






逆にローバウンスは、ソールが滑りにくいので少しでもボールの手前に入るとダフリやすくなるが、ボールを直接打ちやすく、ソールが跳ねてトップしやすい人に合っています。

バンカーで飛びすぎてしまうような場合です


また芝の薄い時や開いて打つときはローバウンスの方が打ちやすい。


初心者でもアプローチでトップしやすい人やバンカーでホームランなど飛びすぎのミスの多い人は、今使っているウェッジよりローバウンスのものを、

逆にダフリやすい人やバンカーからなかなか脱出できない人は今使っているウェッジよりハイバウンスのものを使うとミスが確実に減るはずです。


自分に合ったバウンス角がわからない人は、ハイバウンスとローバウンスのものを実際のラウンドで試してみることをおすすめします。


練習場のマットの上で試しても、ローバウンスでもマットの上では滑ってしまいますので違いはあまりわかりません。

必ず、芝生の上で試してください。

ローバウンスは、上級者向けで難しいなんて思っていてハイバウンスを使っている人!!

もしかしてローバウンスの方が簡単に打てるかもしれません。

PWでこんな形状のものが、ダフらず使いやすい

バンスが丸みを帯びている形状です

少し開くか、ハンドダウンすればバンスが出てきますから、リーデングエッジが浮いて、ボールの下部にあたるアドレスを作ったら、
普通に打っていみるとバンスが滑って、全くダフリません

打ち込まずに、見えないクラブの裏側を滑らせている、意識が必要です

ザックリしにくいウェッジには、接地したときに入射角を緩やかにしてくれるラウンドソールが好ましい。



そして一番重要なことは、ボールだけ打っていますから、芝が絡むのが少なく、距離感があってくることです

上手な人は、スピンをかけたい場合には、ダウンブローできっちり打ちますが、そうではない場合や寄せでは、気持ちダフリ気味に入れて保険をかけています