シングルが教えてくれたラインのよみ
傾斜が微妙で、スライスか、フックか迷ったときのおすすめ
それは、カップから最も低い位置を見つけることです
カップに正対して直立し、足のウラで傾斜を感じながら探します
そこを時計の6時に見立て、カップを中心とした文字盤をイメージします。
最も大きく切れるのが、真横に位置する3時のフックと9時のスライス。
自分のボールが何時の位置か考えると、ラインがわかる。
というわけです
受けグリーンに対してヨコの位置からカップの傾きを見ると、6時の地点が特定しやすい
6時の位置を基準に左はスライス、右はフックになります
この場合、6時の位置からは上りのストレート、真逆の12時は下りのストレートになります。そして、真横に位置する3時はフック、9時はスライス。
ボールの位置に屈んで、カップの低い位置を見つけたら、そこに立ってみるのがコツです。
「パットの成功率を高めるには、カップインの入口を考えましょう。
時計の文字盤をイメージするのがおすすめです。
まず、ストレートの場合、入口は6時になります。問題は曲がるラインですが、スライスでは、7時の位置を想定します
同じラインでもタッチの強弱でカップインの入口は変わります。強いタッチのスライスは6時30分の位置ですし、弱いタッチで7時30分。
極端な傾斜を除き、1時間の幅に収まります。そのため、中間の7時の位置を入口にするとタッチを誤ってもカップインしてくれます
カップの入口を考えるとき、スライスなら7時、フックなら5時を想定するのがおすすめ。タッチがズレてもカップインする可能性が高まります
そして距離では
5ヤード以内を寄せ、1メートル以内を確実に決めるコツ
平らなところで確実に5ヤードを打てるストローク、距離感を身に付けます
振り幅とストロークの速さを一定にして、いつでも、この場所なら5ヤードを打てるという基準を先につくるわけです
5ヤードというと歩幅でだいたい5歩ですね
別にそれが4ヤードでも6ヤードでも構いませんが、
5ヤードはわかりやすい数字だからです。
1メートル以内の距離って、視界にカップが入ってくるんです。
そうなるとどうしてもカップのことが気になって、打つより先に顔がカップを向いてしまいます。
顔が左に向けば、その動きに引っ張られて、右肩が出ます。つまりインパクトでは完全に左を向いてしまっている。
左手で顔の左側を隠して、強制的にカップを見えなくし、そして右手だけでパットをします。
1メーターをカップを見ないで入れられれば、体は動かない