【ゴルフの裏ワザ】シニアの体にやさしい楽に回転して飛ばす
プロにも若くて筋肉質だが、若干体が硬いという人もいます。
プロでいうなら、柔軟性のローリーマキュロイ対少し硬いマットクーチャーのような感じです
体の硬いタイプはどのようにスイングしているのか?
体の回転を支えているのは、両足のカカトです。
トップは体の硬さゆえ、非常に浅いものです。
90度くらいしか捻転されておらず、コンパクトです。
しかし、ダウンスイングからの強烈な(タメ)と強靭な腕力でクラブを引き下ろしてきます。
重いインパクトでボールを打ち抜いた後はそのエナジーをカカトで受け止め、回転して逃がしていきます。
もしこの動きをしなければ彼の膝は衝撃で簡単にやられてしまいます。
この動きは体が柔軟なリッキー・ファウラー選手にも見られるのです。
多くのPGA選手(JBやHoffman)が無意識のうちにこの動作を行なっています。
なぜ多くのプレーヤーがこの動きを見せるのでしょう?
ハンマー投げでは、重いハンマーを遠くへ飛ばすのも、遠くへボールを飛ばすために振るゴルクラブも基本原理は同じです。
ただ、重量がはるかに重い(5kg)ハンマー投げではその動きが歴然としてきます。
クラブはハンマーほど重くありませんが、体を回転していく過程は同じです。
ハンマー投げの選手の左足はボールが投げられるその寸前まで100%カカト軸で回転していきます。
つまり、カカト軸でゴルフクラブを振れば、回転で使われるエナジーはフィニッシュに向かう過程でフェードアウトします。
言い換えると、カカト軸で回転していけば、背筋や腰に負担はまったくと言っていいほどかからないものなのです。
ここでシニア向けのからだにやさしいスイング根拠があるわけです
腰を痛めたり、体の関節部を痛めたりするなら筋肉で早く振るより回転で速く振った方が、体にやさしいわけです
体が硬くなってしまったシニア世代の方の場合、フェニッシュで左足ツマ先が目標方向まで回っても構わないのです。
カカト軸で回転するからといって、最初からカカト荷重にするわけではありません。
感覚としては、決してカカト荷重でもツマ先荷重でもなく、常に足の重心はセンターにあります。