TOPアマ使用ドライバーランキングとそのスペック
【ゴルフの裏ワザ】TOPアマ使用ドライバーランキングとそのスペック
TOPアマ使用ドライバーランキングとそのスペック
1位は、テーラーメイドM2
「テーラーメイドの『M2』はMシリーズの中でもかなり飛ぶモデルです。
とくにボール初速が速い弾き系ヘッドで、中古市場でも値が下がらず高評価を得ているクラブ
この二代目『M2』の発売は2017年3月だから、すでにロングセラーモデルといえますね。
2位は、テーラーメイドM4
大ヒットした『M2』の後継として2018年2月に発売。
直後にD・ジョンソンが試合で433ヤードのパー4をワンオンさせて話題になった。
ミスヒットに強く、直進性が高いモデル。
3位は、タイトリスト917とテーラーメイドM3
『M3』と同率3位に入ったのが、タイトリスト『917』。
「『917』は『D2』も『D3』も非常に完成度の高いヘッドです。
以下
5位 キャロウェイ エピックスター
5位 ピンG400LSテック
5位 本間TW737
8位 ピンG400
8位 テーラーメイドグローレ
5位タイのキャロウェイ『エピックスター』とピン『G400LSテック』には似た特徴があるそうです
「どちらも飛距離重視のモデルで、弾くヘッド、どちらも引っ叩いても曲がりにくい、直進性に長けたモデル。
8位タイのピン『G400』は『LSテック』に比べて深重心設計でミスに寛容なモデル、同8位のテーラーメイド『グローレ』は女子プロに愛用者も多い、つかまりのいいモデルです
全体として、テーラーメイドMシリーズが上位を占めたが、目立ったのはピン『G400』シリーズは40代に多く、50代は『グローレ』が多かったこと。
球をつかまえやすく、ヘッドスピードが多少落ちても飛ばせる点が支持されている理由のようだ。
160人のうち、3人に2人が460ccを使用。
ヘッド自体が460cc全盛なので当然と言えば当然。
上級者であっても、操作性重視の小ぶりヘッドは少数派だ。
「460ccが多いのは予想通りです。ヘッドの大きさは460ccが絶対に有利、スウィートエリアも広く、慣性モーメントも大きい。
当然飛距離も出ます。操作性より飛距離を重視しているのでしょう
ロフトのデータを見てみると、9.5度が半数に迫り、次いで10.5度、10度が続く。
「7割近くが460ccと考えると、大型ヘッドは重心距離が長く、つかまりが悪くなるので、本来ならつかまりやすい10.5度がセオリーです。
ただし海外ブランドは、表記ロフトよりもリアルロフトの大きなモデルが多く、表記が9.5度なら実際は10.5度くらいです。
競技派ゴルファーは使う前に試打しているはずですから、リアルロフトで10.5度というのが本当ではないでしょうか」
シャフト部門は3大メーカーが人気
グラファイトデザイン、フジクラ、三菱ケミカルは3大シャフトメーカーと呼ばれるが、集計結果もこの三強が53%のシェアを獲得。
「3大メーカーで半分以上を占めているのは、大手クラブメーカーでカスタムシャフトが注文しやすくなったからです。
この3メーカーならほぼクラブ購入時にセットアップできるからですね
シャフトは自分に合ったものが基本になるので、上級者の大会で純正が少なく、カスタムシャフトが多くなるのは自然な流れですね」
メーカーではなく個別のモデルを見ていくと、1位はスピーダーの『エボリューションIV』となった。
「『エボIV』はしっかりめで、動かないシャフトといえます。自分からシャフトをしならせる必要がありますが、重量を軽くすればヘッドスピードが遅い人や女性でも十分に振り抜けます」
ツアーADは動きやすいシャフトでインパクトで弾く感じです。
いい意味でスウィングを助けてくれるシャフトで、ヘッドスピードが遅めでも振りやすいです。
『IZ』は左に引っかけたくない人に合います。
球が上がりすぎる人がボールを抑えたい、強くしたいという目的で選ぶのが『ディアマナ』です。上から叩くイメージが合いますね」
シャフト重量は60グラムが5割強、50グラム台も多い
上級者が好む重さやフレックスも気になるところ。
重量で多かったのは60グラム台。こちらはフジクラ、三菱、グラファイトともにモデルが充実し、シャフトの定番重量。
また、PGAツアーで流行りの「軽く・かたく」に当たる、50g台も支持を集めていた。
「シャフトを軽くすると、フレックスを硬くできるほか、全長も長くできます。つまり飛ばしに有利に働くわけです」
フレックスについてはSがXを2倍近く上回った。
その理由は「カスタムシャフトだから」だという。「純正シャフトの場合、X表記でもSの硬さということがあるのですが、カスタムであればSはSです。
またXが30%いました
では、長さについてはどうか。「今のトレンドは45.25~45.75インチ。
シャフトの性能が上がったことで、全長も長くなる傾向があります」
「日経カップ企業対抗」決勝に出場した40チーム160名のドライバーの調査結果より